信頼につながる“ブランディング営業”の秘密
「ブランディング営業とは何ですか?」最近よくいただく質問です。
ひとことで言うと、「頭を下げずとも、お願いしなくても売れていく営業体制」のことです。長年経営者をやっていると一度くらいは頭を下げた経験がある方も多いと思いますが、実は“頭”は下げた相手によって2種類の下げ方に分けることができるのです。
一つは他人に、もう一つは自分に対してです。
この商談を成立させなければ・・・
このトラブルを解決しなければ・・・
この事業をうまく軌道に乗せなければ・・・
社長業とは日々試練や困難の連続で、何とかそれを乗り切るためには時として頭を下げなければならない場面に遭遇します。大変辛い役目ですが、しかしそれは社長業において最も大切な仕事の一つであることは言うまでもありません。
何故ならば、経営者の仕事は事業を成長・発展させることであり、どうあっても会社を潰してはならないからです。自分の使命感においてどうしてもやり遂げなければならない時に、ふと気がつけば頭を下げていた…この場合は真摯に向き合った相手は自分なのです。
しかし、次のようなケースはいかがでしょうか。営業の現場でよく見られる光景です。
このお客様には絶対に買って欲しい・・・
この契約は何とか決めてもらいたい・・・
この仕事はぜひうちに回して欲しい・・・
一見、先ほどの場面に似ているために、経営者の仕事であるかのように頭を下げてしまいがちですが、この場合は下げた相手は誰なのでしょう。
商談の場とは、お互いに公平な立場にあるはずで、互いに信頼ができ良きパートナーになってこそ契約が成立するのです。
いくらなら買ってくれるのか、いつなら契約をしてくれるのか、これが決まらないと困るんだが・・・そう、完全に相手に主導権を握られお願いに頼る営業体制…そこからの脱却こそがブランディング営業の真の目的なのです。
何が相手の信頼につながるのか。
どうすれば選ばれる企業になるのか。
あなたのその大切な頭を下げる前に、“ブランディング営業”…一緒に考えてみませんか。
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