カウンセラーがホームページから集客できないのは○○だから
「予約が全くない」「どうしていいかわからない」
リアルで会った人からは、たまに予約があるそうです。でも、WEBサイトから予約が全く取れないことで相談に来られた方がいました。
「まだホームページを公開してから日が浅いからかも」
とその方は言われていましたが、すぐにナゾが解けました。
それは・・・
このカウンセリングサイトがナゾだったから・・・
(ちょっとややこしいですね(^^;)
悩みを抱えた見込み客がこのWEBサイトを見たけど、いまいち何をしているサイトなのかわからなかったのです。
ホームページ作成業者に依頼したおかげで、とてもデザイン性が高いWEBサイトに仕上がっています。
ですが、おしゃれすぎて、エステか化粧品のWEBサイトと見間違えるようなイメージになっていたのです。
もちろんデザイン性も大事ですが、やはり、悩みを抱えている見込みがWEBサイトを見て、一瞬で「私が求めている情報がある」と思ってもらえないといけません。
続いて他のページもチェックしてみました。
カウンセリングを説明しているページがあったのですが、このページもデザイン性が高いのですが、情報不足でいったい何をしてくれるのか、ナゾでした。
このホームページをチェックしながら、私はふと以前見たテレビのことを思い出していました。
1ヶ月ほど前、テレビで台所用のスポンジを紹介していたのです。
台所用スポンジにも様々なタイプがあります。テレビでは緑の固い部分と黄色いやわらかい部分があるスポンジを紹介していたのですが、そこで面白いことがわかったのです。
緑と黄色の使い分けを大多数の人が間違っていたのです。
ほとんどの人が、黄色い柔らかいスポンジで食器等を洗っていたのです。緑の方はあまり使ったことがない人が多かったのです。
スポンジメーカーさんによると、緑の固い部分で洗ってほしいということでした。
では、黄色いスポンジ部分は何のためにあるのか?
やわらかい黄色いスポンジの方は、洗剤を泡立てるためにあるということでした。
メーカーからすると、「これくらいのことは説明しなくてもわかるだろう」という感覚だったのです。スポンジを作っているメーカーからすると、そんなことは常識なわけです。
でも、こんなにも身近にある台所用スポンジが大多数の人たちに誤解されて使われていたのです。
正しい知識を得ると、正しくスポンジを使うようになるし、買い物に行っても台所用スポンジを意識してみるようになるんですよね。
台所用スポンジは安価なものなので、仮に正しい使い方を知らなくてもさほど影響はありません。
ですがカウンセラーの場合は別です。カウンセリング料金は高額になるので、予約する側は、どうしても慎重にならざるを得ません。
カウンセリングとは何かというわかりやすい説明、どういった効果が期待できるかという未来像は、最低でも知らせておかなければいけない情報です。
それに加えるならば、カウンセリングの上手な受け方や失敗しないカウンセラーの選び方を教えてあげることで、より丁寧な印象を与えることができます。
クライアントは声にこそ出しませんが、「出来る限り良いサービスを受けたい」、「カウンセラー選びで失敗したくない」と願っているものです。
さらには、次のことを載せておくと効果的です。
「カウンセリングを受けることでこんなにも人生が変わっていく」
「逆にカウンセリングを受けないでそのままでいることは、人生において損をしていること」
もちろん、直接的な文章は嫌われますので、あくまでもさりげなく表現するように工夫してください。
このような感じで、デザイン性はある程度は必要ですが、それ以上に見込み客が知りたい情報をわかりやすく示すことを重視すると、ホームページからも予約が入るようになってきます。
コラムの更新をお知らせします!
コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。