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研究開発テーマの優先順位付けと知財活用

SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)

代表取締役 

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。

皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年も知的財産の活用をキーワードにブログを書いていこうと思います。

先日、コンサルティングをさせていただいている会社にて、現在抱えている研究開発テーマの整理を行っていただきました。

「現在の進行状況」と「重要度」を軸に研究開発テーマのマッピングをされたのですが、それを見ながら議論していくうちに、優先順位が明確になり、今年の知財戦略目標を設定する上での第一歩が踏み出せたという感じでした。

多くの企業では、当然ながら複数の研究開発テーマが同時進行しています。大企業では、それぞれの研究開発テーマに担当者が割り当てられ、目標を設定し常に進行状況を
把握するシステムが確立していますが、中小企業の場合はそのような体制は作られていないか、あっても充分ではない場合がほとんどです。

社長一人が思うような進行ができないことに焦り、社員を叱り飛ばすだけになってしまうことも往々にしてあるのではないでしょうか。

その結果、活用できる知的財産の創出もできず、開発が頓挫してしまうと、あとには
経費の無駄使いと虚しさしか残りません。

研究開発を製品化・事業化したいと考える中小企業こそ、現時点での進行状況と社内での重要度を常に把握しておくべきなのです。

そして、研究開発成果を使える知的財産に変換する仕組もその中に取り入れてください。

それによって、真の「強い」企業体質が構築できるのです。

この年始もそれを考えるいいタイミングです。
是非自社の状況をマッピング、見える化してください。

 

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