集客を自由自在にコントロールできる「集客力」の3大要素
スクールにお金をもたらしてくれるのは唯一「生徒」だけです。
集客をコントロールできれば、お金の不安から解放され、事業を成長させることができます。
たくさんのスクールビジネスと関わってきましたが、生徒が殺到する人気スクールには、高い「集客力」を身につけたマーケターが必ずいます。
経営者自身がマーケターの場合もあるし、マーケティング責任者を雇用している場合もあります。
「うちのスクールは長年通ってくれる生徒がいるから大丈夫。」という方もいるかもしれませんが、生徒が永久にスクールに通い続けてくれることは難しいので、既存の生徒がいる間に、新規の生徒を集客する必要があります。
しかし、新規集客に自信のある人はごくわずかです。
なぜなら、集客力も、語学やスポーツと同じようにトレーニングしないと強くならないからです。
集客力の「3大要素」を知り、鍛えよう
集客を自由自在にコントロールできる敏腕マーケターたちと仕事をしてきましたが、彼らは共通して3つの要素を兼ね備えていました。
彼らは、無意識に3つの要素を磨いてきたかもしれませんが、効率よく集客力を鍛えるために、私は「集客力」をこのように定義しました。
集客力とは?
集客力 = マインド × スキル × 設計図
1つ目の要素は【マインド】です。
集客できる【マインド】とは、生徒への貢献に焦点を当て、「いかに生徒に価値を提供するか?」という考え方のことです。
私たちは、うまくいかない時ほど自己中心的になってしまいがちです。
生徒が十分に集まっていない、スクールの売上が上がっていない、こういった時ほど、自分の利益を考えてしまいそうになります。
ですが、生徒はスクールの利益のために入会するわけではありません。
自分の成長や仲間との出会いのためにお金を払うわけです。ですから、生徒への貢献にピタッと焦点が合っている人ほど、集客できるのです。
2つ目の要素は【スキル】です。
集客できる【スキル】には様々なものがあるのですが、大きく分けると2つです。
それは、「書く力」と「話す力」。
見込み客は、インターネットやチラシの情報を見て、スクールを選びます。
誰かの紹介でも事前にインターネットで確認する人がほとんどです。
世の中には、読むだけでスクールに入りたくなる文章を書く人がいます。
また、話を聞いただけで入会したくなるセミナーや説明会があります。
「書く力」と「話す力」の具体的なトレーニング方法は別の機会にお伝えしたいと思いますが、集客を自由自在にコントロールできるようになるには、この2つのスキルが必要不可欠です。
3つ目の要素は【設計図】です。
家を立てる前に建築士が「設計製図」を書くように、集客する前にマーケターが「集客設計図」を書く必要があります。
別の回でお伝えしましたが、集客設計図は、あなたのスクールのことを全く知らない人が、スクールのファンになるまでの導線を描いています。
具体的には、「集客・見込み客化・顧客化・ファン化」の4つのステップから構成されています。
集客力は1日で身につくものではありませんが、6ヶ月間ほど集中的に鍛えれば、自信を持って「集客が得意だ」と言えるだけの力が身につきます。
実際、「集客力」を鍛えることで生徒数が倍増した学習塾A社があります。
6ヶ月のコンサルティングを通じて、「集客力」をマインド、スキル、設計図の3つに分解し、それぞれの要素を高めるトレーニングを行ないました。
その結果、結果が出なくて退職まで考えていたスタッフが、わずか1年で生徒数を倍増させ、MVPに輝いたのです。
今ではスクールの事業責任者として活躍しています。
スクールビジネスの経営に必須の「集客力」は、トレーニング次第で必ず身につきます。
集客をコントロールできるようにならないと売上が安定せず、経営者の不安は消えません。
ぜひ集客力の3大要素(マインド・スキル・設計図)を鍛えて、集客を伸ばしてください。
3つの注目ポイント
- スクールのお金をもたらすのは唯一「生徒」だけ
- 集客をコントロールしないと経営が安定しない
- 集客力の3大要素(マインド・スキル・設計図)を鍛えよう
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