「生徒の声」を集めるときに聞くべき5つの質問
生徒の声を聞くことはカリキュラム改善、集客アップにつながります。
生徒が信頼するのは、スクールが何を言っているかではなく、他の生徒が何を言っているのか、です。ですから、生徒の声を引き出す仕組みをつくりましょう。
生徒がスクールの魅力を語り出す6つの質問
アンケートを実施しているスクールは多いと思いますが、質問の仕方によっては、表面的な声しかいただけない場合があります。
生徒にスクールの魅力や、本音の要望を語ってもらうために、下記の表にまとめた6つの質問を活用しましょう。
質問1 | 自己紹介をお願いします。 |
質問2 | スクールに入会する前、どんな悩みや課題がありましたか? |
質問3 | なぜ他ではなく、このスクールを選びましたか? |
質問4 | 受講後、どんな変化や成果がありましたか? |
質問5 | 次の目標は何ですか? |
質問6 | このスクールはどんな人におすすめできますか? |
各質問に意味があるのですが、全体で生徒のビフォー、アフターの成長ストーリーが描けるように設計されています。
ポイントは生徒がスクールに通う以前と現在を比べてもらうこと。
生徒の成長を見せることで、スクールの魅力を伝えます。
また、スクールを選んだ理由からは、スクール独自の強みが分かります。
次の目標を聞くことは、今後の商品開発に役立ちます。
なによりスクールの魅力を生徒に語ってもらう方が集客アップには断然効果的です。
生徒の声をホームページやチラシに活用しましょう。
ここで、生徒の声からカリキュラム改善や集客アップに成功したビジネススクールB社の事例をご紹介します。
このスクールでは卒業時に生徒の声をいただく仕組みをつくり、それをWEBで配信した結果、クチコミで生徒が集まるようになりました。
カリキュラムの理論を説明するよりも、生徒の成長をストーリー形式で伝える方が効果的だったのです。
また、アンケートの結果、「知識を学んでも、実行できない」という悩みが判明しました。
そこで、日々の実践をサポートするメルマガや、無料オンライン通話サービスSkypeを使ったメンタリングを追加。
その結果、生徒が学んだことを実践でき、さらに成果が上がるようになったのです。
しかも、「ビジネススクールB社は実践をサポートしてくれるので、みんな結果が出ている!」という評判へつながり、スクール独自の強みになったのです。
最後に、お客様の声を集めるタイミングをお伝えします。
ずばり生徒の気持ちが一番盛り上がっている時です。
成果が出たタイミングや卒業の時ほど積極的に答えてくれます。
ぜひ生徒の声を集めてカリキュラム改善や集客アップにつなげていきましょう。
3つの注目ポイント
- 生徒が最も信頼するのは「他の生徒」
- 生徒の声が、商品改善と集客UPの鍵
- 6つの質問」で生徒の声をいただく
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