事業承継の苦しみを幹部が救う!
多くの中小企業が今まさに過渡期を迎えようとしています。社長の高齢化に伴う『事業承継』です。
創業者が会社を大きくし、2代目はそのお金を使うだけに終わり、3代目は会社を倒産させる・・・そんなケースを数多く目にしてきました。創業者は自らの思いを実現するために会社を立ち上げたのですが、2代目以降は仕方なく後を継いだという方が多いようです。
経済が右肩上がりの時期では会社もある程度まで自然に成長していきます。つまり、創業者の思いと外部経済の上昇がリンクするわけですが、後継者はそうはいきません。
供給が需要を上回る現代では相当な覚悟がなければ会社の成長を見込めません。まして自分が本当にしたかった職に就きながらも創業者のエゴにより好きな仕事を捨てて家業を継ぐわけですから、モチベーションが上がるはずないのです。
中小企業では社長の思いが99%の力になると言っても過言ではありません。社長が心から楽しみ、やる気を持つことで会社が動きだすのです。その社長が「自分のしたいことではないから・・・」と消極的になると一気に業績は低下します。
そこで先代の経営を次代に伝えるのが幹部の役割になります。創業者の理念を2代目に伝えつつ、2代目の生きる時代に合わせて会社をアレンジする力が幹部に必要なのです。
御社には会社をアレンジする力のある幹部が存在していますか?そして、来るべき事業承継を乗り切る準備が出来ていますか?
コラムの更新をお知らせします!
コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。