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マネジメントの生産性を向上させる秘訣

SPECIAL

人事制度コンサルタント

株式会社ENTOENTO

代表取締役 

会社を成長させる人事制度づくりで、700社以上の指導実績を誇る日本屈指のコンサルタント。日本の過去50年間の人事制度のつくり方とは異なり、経営者の評価と賃金の決め方を可視化してつくる画期的な人事制度は経営者から大きな支持を得ている。

いま日本全体が残業時間削減に頭を抱えています。

残業も大幅に規制され、月間60時間、年間で720時間が上限となりそうです。それ以上の残業をしている会社は、急速に対策を立てなければならなくなりました。

経営者も頭を抱える大きな問題です。ところがこれ以上に問題になっていることがありますが、多くの経営者は気がついていません。

それは、マネジメントの生産性の低さです。

もともとマネジメント(部下指導)の期待成果は明らかではありません。これが一番の問題点です。たとえばマネジメントをすることによってどのような成果が上がるのか不明確なままマネジメントをさせている会社がほとんどです。

仮に、「部下の伸びた成長点数」がマネジメントの期待成果であるとすれば、この期待成果を上げるために具体的にどのようなマネジメントをしているかを調べなければなりません。

たとえば部下指導という言葉を使わずに「発破をかける」と言っている会社もありますが、ではその「発破をかける」とは具体的に何をするのか明確にはなっていません。
それでも何となく部下指導しているような気持ちになっています。これではいつになっても生産性を上げることはできません。

具体的な部下指導の行動を明らかにする必要があるでしょう。

その具体的になった部下指導、例えば人事制度を作って明らかに、そのマネジメントと言える成長支援会議の出席時間やフィードバックシートを作成する時間、またはフィードバックする時間等々の、具体的な行動の時間を合計していって、仮にそれが月間で40時間だとすれば40時間かけて「部下の伸ばした点数」をこの時間で割ることになります。これによって40時間ではなく30時間で同じ成果を上げているとすれば、生産性の高い上司といえます。

このように、部下指導によって実現する期待成果を明らかにし、そしてそのために具体的に行っている部下指導の時間の計測をしてこの部下指導の生産性を算出しなければなりません。

これによって我が社の中で最も生産性の高いマネージャーが分かります。その上司のやり方を可視化する事によって、全ての上司が同じように部下を成長させることの出来る上司になります。

この上司の生産性が高くならない限りは、残念なことに現場の生産性は向上することはありません。今すぐマネジメントの生産性を計測していただきたいと思います。

 

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