成長シートの活用度を高める方法
成長シートは現在の優秀な社員を可視化して作ります。
一般職層の優秀な社員をモデルに一般職層の成長シート、
中堅職層の優秀な社員をモデルに中堅職層の成長シート、
管理職層の社員を優秀な社員を可視化して管理職の成長シートをつくります。
このスタート段階の成長シートにより、すべての社員が優秀になれることを理解し、その成長のゴールに向かってまい進していきます。
この会社で「優秀だ」と褒めてもらわなくてもよいと考えている社員は1人もいません。すべての社員が褒めてもらいたいと思っています。
そのために成長シートがあります。
ただこの成長シートの合格点に向かってすべての社員が優秀になっていき、全社員が優秀な社員になった段階でその成長シートは役割を終えてしまったことになります。
そのままでは、成長シートの役割は終えたも同然です。
そうならないために成長シートは見直しが必要になります。
会社には組織原則2:6:2の原則があります。優秀な社員が2割、まあまあな社員が6割、これからの社員が2割います。
経営者の一番大事な仕事はこの中の上位の2割をさらに成長させることです。
成長シートによって人に教えることが最も高い評価になることを知った優秀な社員は、ひとつの例外もなく「他の社員に教える」ことをするでしょう。
そのプロセスの中で大きな変化が起きます。
今まで以上に優秀になるということです。
今まで以上に優れたやり方を見つけ出したり、新しい重要業務に挑戦したりして、現在の成果以上に高い成果を上げる社員へと育つのです。
さらに社員が育ったら、その社員をモデルにして成長シートの見直しをします。そしてまたその成長シートで全社員がさらに優秀になるように組織的に指導をしていきます。
そしてまた、その中からさらに優秀な社員へと育てていくのです。
つまり、成長シートの見直しの頻度が高いということは、経営者が優秀な社員をさらに優秀な社員と成長させる努力をした結果と言えます。
常に成長シートが見直され、さらに楽に多くの成果を上げることができるようになれば、社員は常に成長シートに注目し、そのゴールを常に意識し、成長に取り組むようになります。
現在ある成長シートがどのように進化しているか。5年後、10年後に大きな驚きを得ることになるでしょう。
そのためにも、この成長シートを常に見直しできるよう、優秀な社員をさらに優秀にする指導をしていかなければなりません。
それが経営者の仕事です。
決して2:6:2の組織原則の下の2割の社員を説教することではないとお考えいただきたいと思います。
成長シートを基に現社員を成長させ、更なる優秀な社員に成長を遂げてもらうよう、指導していただきたいと思います。
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