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会社の「テーマ」とは何か?

SPECIAL

独自の人材育成の仕組みづくりコンサルタント

株式会社トゥルーチームコンサルティング

代表取締役 

社内に本物のチームをつくり、「人材育成の拡大再生産」を実現させるコンサルタント。単なる形だけの組織ではなく、中小企業にとって最も大切な、社長と社員の「同志関係」づくりを基本とした、人材育成の仕組みづくりを指導。

あなたの会社には、社員の皆さんが、日々仕事をする上で大切にしている「テーマ」や「キーワード」って、ありますか?

例えば、仕事をするときに、意識すべきこと。

心がけていること・・・

追求していること・・・

大切にしていること・・・

いつも、会話の端々に出てくるもの・・・

こういった「テーマ」を、社員の皆さんは、日々仕事をする中で、意識しているかどうかで、その仕事が、創り出している「価値」が高まるようなもの。

意識していると、このテーマは実現しやすいのですが、無意識でいると、このテーマは実現しにくいものとなる。

・・・そこには、何らかの努力が必要となります。

そのため、いつでも確認できるように文章にして、紙に書いて、見える場所に掲示する。携帯できるカードにする。そして、ミーティングや会議のたびに、皆で確認する。

・・・様々な工夫をされていることと思います。

しかし、中には・・・ 

このような「テーマ」や「キーワード」が我が社の場合はなんだろう?

と、ふと考え込んでしまう社長もいらっしゃるかもしれませんね。

社長が、「テーマ」「キーワード」と認識していないと、社員には認識させることはとても難しいでしょう。

・・・しかし、ここ、結構大事なポイントなのです。

この「テーマ」を揃えておかないと、様々な弊害が発生します。

例えば、ある会社では、「クレドカード」などの作成はしたものの、その浸透は意識して運用されていなかった、というケース。

このようなケースは残念ながらとても多くあります。

このような会社では、例えば会議で、建設的かつ有意義な議論になると思いますか?

「テーマ」が揃っていない場合、社員間の温度差があり、それが放置された状態です。

とても本気・本音での議論にはなることはなく、すれ違い、妥協、面従腹背、その場だけの返事・・・に会議が終始します。

・・・決定事項に、腹から納得していないから、実行レベルは低い。

・・・このような状態が慢性化すると、これが、社風になる。

そして、このような社風の中で、迷惑を被るのは、いつも立場の弱い人。新人や、若手です。

温度差のある先輩社員の背中を見て、新人や若手も影響を受けて、実行力が低下し、生産性の低い組織となるのです。

しかし、このような社風の最大の被害者とは、一体誰だと思いますか?

・・・それは、その会社の顧客であるということを社員ははっきりと認識しなければなりません。

 

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