独立・創業と知的財産
手前味噌ですが、おかげさまで弊社のところにも知的財産やそれ以外の案件も含め、様々な依頼をいただけるようになってきました。
その中で、最近増えてきたと思うのが、サラリーマンの方や、働いておられる女性が一念発起して独立しようという動きが活発になってきたということです。(何を隠そう、私もその一人ですが・・・)
先週から今週にかけて、そういう方々からの相談が2件あるのですが、「知的財産を取得したのでそれを基に独立したい」「自分の持っている知的財産を使って他の企業と共同開発し、世の中の役に立てるものを作りたい」「勤務時代に考えたアイデアを知的財産化し、独立して世の中のお役に立ちたい」という意思をお持ちの方が増えてきたなという印象です。
若者だけでなく、シニアの方が現状に満足せずリスクを取って独立されようとすることには大賛成ですし、出来る限りの支援をしようと思っています。
このときに、知的財産を使って独立し、創業するとはどういうことかということを
改めて考える必要があります。
このコラムでも発信していますが、「知的財産を取得したから事業が成功する」のではなく、「成功する事業には何らかの知的財産が必ず付随している」ということであり、主従関係は逆転していないといけません。
「知的財産を持っていること」は「事業が成功する」ための十分条件ですが、必要条件ではないのです。また、知的財産を持っていることだけではなく、活用する(ライセンス、独自性のアピール、評価)ことで十分条件が高まります。
このようなことを、私自身も現場での実践・コンサルティングを通じてお客様に発信し、顧客の望む事業の成功のアシストをしていってます。
独立・創業をお考えの方は、ご自身が成功するためにどうやって自分の知的財産を使えばよいかを改めて考えてください。
世の中のお役に立ちましょう!
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