「義務感仕事」を「ワクワク仕事」に変えるには!?
「物事が続いた試しがないんです」
「私にコツコツ記事を書いていくことができるでしょうか」
当社主催のセミナーや体験セッションで、よく出てくる悩みです。
ビジネスで大切なことは、適切な方向を定めることと、もう一つ。当たり前のことをコツコツとやり続けていくこと、です。
他に類を見ないあなた独自のカウンセリングのコンセプトを作り、自然とクライアントが集まる集客の仕組みの作り方を学びます。学んだあとは、コツコツ行動していくことになります。
成功するためには、「正しい方向性×コツコツ行動」の両方が絶対に必要になるのです。
でも、「コツコツ行動」が難しい・・・
かつての私がそうでした。集客の方法に関しては、会社員時代から何年も勉強していたので、一通り知識だけはありました。ただ、肝心の行動が続かなかったので、知識を完全に自分の知恵として使えるまでには至りませんでした。
「このままではいかん!」「このままでは、悔いの残る人生になってしまう」と危機感を抱いた私は、すでに成功している人たちの思考法と私とでは何が違うか考えてみました。
かつての私は(10代~20代)、「他人を喜ばせたい」という気持ちが過剰にありました。でも自分を犠牲にする傾向がありました。一生懸命与えられた仕事をすることで、周りからは一定の評価を得るのですが、どこかで限界がきて、「もう無理」と行動をストップさせていました。
生きていくために自分の気持ちを我慢して仕事をしていたわけですね。生活のためにストレスを抱えて仕事をする。そういった方は多いのではないでしょうか。
一方、自分は楽しく過ごしているけど、他人は喜ばない世界。これはビジネスにならないので趣味の世界ですね。
単純にまとめてしまうと、他人を喜ばせるのが仕事で、自分を喜ばせるのが趣味ということです。
しかし、成功者を観察すると、自分が喜ぶのと同時に、他人も喜ばせていることがわかりました。そして、《仕事と趣味の明確な境目がない状態》の人が成功者には多いこともわかってきました。
当時の私は、ストレスを過剰に抱え込んでいたため、「仕事と休みの境目を明確にしなければ」「仕事を家庭に持ち込んではいけない」と思い込んでいました。
ところが成功者は、仕事と趣味の明確な境目がない人がいるのです。楽しく仕事をして充実感を覚えていたら、家庭に持ち込んだとしても一切問題は起こらないと言うのです。
当時の私の常識を打ち砕く、衝撃的なものでした。
たしかに、仕事でストレスを抱えて、嫌な雰囲気を家庭に持ち込むのはよくないですが、楽しく仕事をして、楽しい雰囲気を家庭に持ち込むのは問題にはならないでしょう。
「自分には絶対届かない理想像だな」と当時の私は、どこか冷めた視点を持っていました。だけど、この理想状態になんとしても近づきたい想いが消えなかったので、大改革を行う決心をしたのです。
カウンセラーとして独立開業するというのは、自分の好きなことをやることです。そして、カウンセリングによって多くの人を喜ばせる。これは、自分も喜ぶ、他人も喜ぶという条件がそろっています。
でも、カウンセラーとクライアントとが出会うためのセッティングは、しっかり作っていく必要があります。ここは、ほとんどの人がやりたくない仕事なのです。ここで義務感が生じるわけです。
「本当はやりたくないけど、やらないと生活できないし・・・」というのは、義務感ですね。義務感が多くなると、人は《深刻》になってきます。眉間にしわが寄って、どんどん追い詰められて、ストレスが溜まっていくようになります。
自由になるために独立起業したのに、結局は義務感で過ごすことになり、つまらなくなってしまいます。
一方、好きなことを想像するとワクワクしてきます。自分が本当にやりたいこと、クライアントが喜んでくれている場面を想像すると、楽しくなります。ワクワクしながら仕事をしているとき、人は《真剣》になっています。
深刻であると、焦り、不安、義務感が襲ってくるようになります。
真剣であると、ワクワク、勇気、充実感がついてくるようになります。
やることは簡単です。でも、人は弱いものです。ついつい目先のやらなければいけない行動に目を奪われてしまい「○○しなければ」という状態に戻ってしまうのです。
でも、そこで諦めてはいけません。いち早く深刻な状態になっている自分に気づいて、そこから、ワクワクする近未来を想像していきましょう。これは、たびたびやる必要があります。
私の場合、毎日やります。2、3日忘れていると、知らぬ間に義務感になりつつあるくらい、今でもとても弱い人間です。
人は、すぐに忘れるようにできているのです。
朝起きたら、何のために行動するのか、それが達成したらどんなに素晴らしいことが起こるのかを想像し、ワクワクさせます。
夜寝る前に、本日の行動をしたことで、どんな素晴らしい未来がやってくるのかを想像し、明日が待ち遠しくなるようにします。
人はすぐに忘れる。だから、すぐに思い出せるように、ポストイットに記入し目立つところに貼っておく、パソコンの画面に表示させる、自分のメールに送信設定する等、工夫しておくことが大切です。
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