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新事業に取り組む時間の確保

SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス

代表取締役 

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

年の初めの区切り、GWがやってきました。正月からGWを前半、それからお盆までが中盤、そして年末までが後半と考えると、今年ももう、1/3過ぎてしまったことになります。取り組むことが多いと、本当に毎日過ぎるのが早いです。あなたの前半の出来はいかがでしたか?商売繁盛していましたか?

さて今回は「新事業に取り組む時間の確保」です。

今年の連休は、いかがお過ごしでしょうか。日ごろの激務の骨休みやリフレッシュすることの計画があるのでしょうか。それとも連休中も工場関係など休日関係なく現場作業をされるのでしょうか。それぞれにお過ごしのことと思います。さて、今回は、新事業に取り組む時間の確保について私の考えをお伝えします。

私もそうなんですが、毎日が忙しいと、今までとは違う事を新たに始めようと思うと、なかなか進みませんよね。ついつい目先の仕事、作業をやりこなすだけで1日、1週間、1か月は過ぎてしまうからです。

下請工事から元請直販工事主体の事業体制に転換するときが、まさにそうでした。毎日忙しいから、どうしても後回し、時間のある時にしようと思ってはいても実際は時間がない。

だからいつまでたっても、下請仕事から脱却できないでいました。

そんな時、ある人に、こんなアドバイスをもらいました。

「忙しいのは分かるが、今と違う取り組みをするのなら、その取り組みをする時間を作るしかない。一週間の予定を見直しなさい。」

相手のある予定とは別に、自分との予定時間を確保することだよ。」

なるほど、当時の私のスケジュール帳は、ほぼ100%相手のある予定、例えば、工事の予定、打ち合わせの予定、会合、イベント、家族との予定だけでした。なるほど、これでは、新規事業、直販工事を考え、実行していく時間はそもそもありません。

「それには、自分とのアポをスケジュールに入れることだよ。」

なるほど、確かに、スケジュール帳とは、他人とのアポしか入っていないことに気づかされ、一週間を見直し、新規事業である直販下請脱却のため取り組む時間、自分とのアポイントを組み込んだのです。

初めにそうすることで、その自分アポのスケジュール時間には、通常のアポイントを入れない様になり、やっておかなければならない取り組み時間を確保できるようになりました。

一日は24時間しかありません。限られた時間の中で、新たな取り組みをするためには、まず、その時間の捻出を自分アポとしてスケジュールに先に入れてしまう。

これを教えてもらった後は、専念する時間を確保できるようになり、直販元請化は急激に進んでいったのです。

直販元請100%になった今でも、お客様とのアポイントを入れない自分とのアポイント時間を確保しています。その時間で、新たな事業を進めているからです。

あなたのGWの予定は、他人とのアポが多いですか?それとも自分とのアポが中心ですか?この連休中に、今後のスケジュール管理を考えてみてはいかがでしょうか。

今年こそ、去年より直販工事比率を伸ばしたい、そう思われているなら、是非スケジュールに自分アポを入れてください。今月526日の弊社セミナーにです。あなたと同じ専門工事会社を20年以上経営している村松が、あなたと同じ社長目線でお話しいたします。

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