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第29号:スタッフ全員のモチベーションを上げ続ける秘訣

SPECIAL

ミッションマーケティングコンサルタント

株式会社サンアスト

代表取締役 

これまで500社以上の支援から編み出した、顧客満足と収益の最大化を、同時に実現していく独自の手法「ミッションマーケティング」の創始者。飲食店、ホテル、住宅関連、サービス業、学習教育企業…など、お客様思考がなかなか利益につながらずに悩む経営者に、収益をもたらし大きな成長を実現させるコンサルタントとして評価が高い。

日本コンサルティング推進機構

昨今は、どの企業様も人材不足に頭を悩ませているのではないでしょうか?

採用活動に力をいれたり、あるいは研修を導入して定着率を上げたりと、様々な工夫をして取り組んでいることと思います。しかし、なかなか成果が上がらないと悩まれる経営者さんが多いのが現状です。採用にお金をかけても、定着率が悪ければ、お金をドブに捨てているようなものです。

スタッフ全員のモチベーションを上げ続けるために大切なことは、自社にとって良いお客様とはどんなお客様かを明確にして、全員がイメージできるようにすることです。

モチベーションの低いチームほど、良いお客様とは、自社のために、たくさんお金を使ってくれるお客様だと思い込んでいます。しかし、たくさんのお金を使うお客様ほど、それに比例して要求も厳しくなり、その要求に応えても、評価して頂けなかったり、時には他のお客様に迷惑をかけることがあったりしませんか。

こうした状況が続けば、研修でスタッフのモチベーションをいくら上げたとしても、現場に入ればお客様に振り回されるばかりになり、モチベーションは下がってしまいます。特に末端のスタッフほど、業績よりも職場環境に対する関心が高いです。

そこで効果的なのは、自社にとって良いお客様とはどんなお客様かをチームで明確にし、そのようなお客様ばかりになったら、お店はどんな環境になるのかをイメージさせることです。

客層が良くなれば、お店の評判も上がります。
客層が良くなれば、スタッフのサービスを感謝して頂く機会が増えます。
客層が良くなれば、お店の雰囲気が良くなります。

売り上げだけを追求するのではなく、皆で理想的なお客様ばかりになった時の職場環境を想像してみましょう。

私の過去の経験からみても、客層の良い会社は必ず業績が良くなります。逆に、いくら業績が良くても客層の悪い会社は必ず衰退しています。

自社にとって最も大切にしたいお客様は決まっていますか?

まずは最重要顧客を明確にしましょう。

 

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