本当に大切な会社の「宝」~社長、目の前に見えているものは本当に「宝」ですか?
「本当にたいせつなものは、目に見えない」
これは、「星の王子さま(原題:Le Petit Prince)」という童話に出てくる一節です。世界中で読まれ、親しまれている童話ですよね。
この童話以外に、同様なことが書かれていたり、同じような意味のことを言っておられる方はたくさんいらっしゃいます。
私もこの通りだと思います。これは、人生での大切な教訓とも取れますが、ビジネスでも同じことが言えます。
常に日常の業務に忙殺されている経営者やサラリーマンは、目の前の「目に見えること」だけに目を向け、大切にしがちです。
例えば、「今日いくら売上を上げなければいけない」
「今年中に、契約を10件以上取らなければいけない」
「来月までに1000個作らなければいけない」
などなど・・・
目の前のことを一つ一つクリアして、目的を達成することも確かに大切ですが、でもそれだけで本当にいいのかということを皆様は真剣に考えたことがあるでしょうか?
実は、あなたの会社の「本当に大切なこと」はまだ誰の目にも見えていないかもしれないのです。それを少しでも、どんな形でも、一つの側面だけでも見えるようにできたら、おそらくあなたの会社は劇的に変わります。
その一つの側面が、「知的財産」なのです。
わかっているようでわかっていない、あなたの会社における「大切なもの」を少し時間をかけて探してみることもこれからの会社(特に中小企業)は念頭に置くべきです。
「本当に大切なものは目に見えない」が、「見えるような工夫をしなければ、いつまでも見えないままで気付かないまま」です。
御社の本当の「宝」探しをしましょう。
その「宝」が見つかれば、それはいろんなものに形を変えます。「お金」「人材」「商品」などなど・・・
そろそろ本気で「宝」探し、してみませんか?
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