成功カウンセラーは○○を明確に決めている
「開業するための準備は整っているのですが、なかなか始められなくて・・・」
「とりあえず、できそうなことからやってみようと思っているんです」
開業間近のカウンセラーさんが相談に来られた時の言葉です。
開業して初年度の売上はどれくらいを目指しているのか、私から質問してみました。
「できるだけ売上は多いほどいいですが、まずは食べていけるくらいは欲しいです」
続けて、2,3年後の売上はどれくらいになっていたいか聞いてみました。
「これもできるだけ売上が多いほどいいですね。とりあえず、取り組んでみてから目指すところを決めようと思います」
このような返答でした。
「このままでは、成功することは難しいですよ」と忠告させていただきました。
いったいなぜ上手くいかないのか?
それはこういうことです。
「目指すゴールが定まっていない」
このことにつきるでしょう。ゴール設定ができていないと、絶対に上手くいきません。
ゴール設定を山登りで言うとこうなります。
「できるだけ高い山に登りたいですね」
「とりあえずちょっと登ってみてから、目指すところを決めます」
と言われたら、絶対この人は上手くいかないだろうと容易に想像がつくはずです。
エベレスト登頂に成功する人は、当然のように「絶対に登頂してみせる」と決意を固めているはずです。
ゴールが定まると、何としても達成しようと心と体が働き始めます。
自分一人で無理な時は、仲間を集めることをするかもしれません。登山の知識がなければ、専門家に相談するかもしれません。体力をつけることを始めるかもしれません。
どんな形でもいいからゴールを達成しようと、頭を働かせ、実際に行動するようになるのです。
「とりあえず、やれそうなことをやってみます」
「多くの人に貢献したいです」
「できるだけ売上は上げたいです」
このように目指すゴールがあやふやでぼやけている場合、成功を手にすることは限りなく不可能に近いことがわかるはずです。
ゴールをしっかり定めていないと、ちょっと上手くいかないことが起こったら、すぐに気持ちが萎えてしまいます。
成果を出して成功するためには、覚悟が決まっていないといけません。売上を上げていく覚悟が決まっていない人は、やはり行動が中途半端です。
ご相談に来られた方は、すぐにこのことに気づいたので、その場で売上をコミットしてもらいました。その後、コンサル生として今は私と一緒に取り組んでいます。
目指す売上を設定して覚悟が決まった人は、目の色が違ってきます。私に対する質問も変わってきます。そして、絶対あきらめない気持ちが備わってくるのです。
あなたは欲しい売上がハッキリと決まっていますか?
そして、成功するための覚悟が決まっていますか?
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