営業部に求められる「個人」と「チーム」のバランス
リオのオリンピックも後半を迎え、とあるIT関連の社長さんと雑談のヒトコマです。
この会社、若手の営業マンが多く、課題である営業力強化に期待できると感じていました。
「女子レスリングでは3階級で金メダルですよ!弊社も営業のスーパースターを育てていきたいです。大森さん、よろしくお願いします」
「はい、責任を持ってご支援します」
「3年後、内の営業マンがどんなスターに育ているか?楽しみです」
「社長さん、スターもいいですが、営業部にはもっと大切な課題がありますよ」
「え!スターが生まれてはダメなのですか?」
「いや、ダメと言っているのではなく…」
「チーム営業」という要素が欠けているのです。
営業マンが1人で活動しても、限界があります。
より大きな商談を効率的に受注する。
営業マンの脱孤独感やよきライバル意識を高める。
このような課題を克服するには、「チーム営業」の要素は不可欠です。
新人からベテランまでの営業マンが全員で市場や商品を決めてアタックする。
途中で挫折しそうになっても、仲間が助けてくれる。
チームで活動するとお互いが理解でき、仲間の意外と知らない一面が見えてくる。
そして、新規市場からの受注や新サービスの創出等1人では決して実現できない経験ができ、人財育成も図れる。
営業部がソリューションやコンサルティングを看板として掲げるのであれば、組織として活動できる「チーム力」なくして新たな事業拡大・売上増はできません。
私が組織としてめざしてもらっているコンサルティング営業は、個人の力よりもチームの力を如何にひきだすか?
これが、営業部をより強固な組織にしていく要と位置付けています。
オリンピックの団体戦を見ていますと、チーム力が選手を育てていると感じるはずです。
1人のスーパースターを育てるのではなく、営業部オールスターチームを育てる方が営業組織として強いのは明らかです。
貴社は、個人の能力とチームの能力
今、どちらにどれだけ力を注ぐべきか、うまく、舵取りができていますか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
コラムの更新をお知らせします!
コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。