成功カウンセラーになるための「不安活用法」とは
「今月も売上が伸びない・・・」
「半年後もこのままだとマズイ」
「不安で不安で仕方ない」
家族を養っていく立場の人であれば、起業後このような思いを抱いたことがあるかもしれません。
私自身、起業当初にこのような苦しい期間を経験しました。
売上が上がらずに不安を抱えたときに、どのようにこの事態を受け止め、行動するかによって、いち早くこの状況を脱出できるか、ずっと苦しみ続けるか、大きく変わってくるのです。
では、危機を脱するためにどのようにすればいいか?
危機を脱するためには、不安というネガティブ感情を受け止めて、それをプラスの行動に変えていくことです。
逆に不安から逃れる行動をすると、問題が先送りされるだけか、事態はさらに悪化することになります。
最もまずい行動は、不安から一時的に逃れるためにパチンコを打つ、競馬にハマる、お酒に溺れるといったものです。
私自身は、ギャンブルやお酒にハマることはなかったのですが、何とかしなければという焦りや不安が募り、その焦りや不安を少しでも解消したい思いから、気になっているポイントをなんとしても改善しようと、手あたり次第取り組んでいました。
その結果どうなったか?
思うような結果が出ずに、余計に不安が高まってしまったのです。結果が出なかった最大の理由は、どの部分が問題だったのかを把握できていなかったことです。そして、上手くいっている箇所まで変えてしまっていたのです。
漠然とした不安が高まっているときは、不安から逃れたい気持ちに囚われ、適切な行動がとれないのです。
不安を認めつつ、いったん不安を傍に置きながら、問題を明確化することが大切なのです。問題がハッキリしたら、やるべきことが明快になり、それに伴い不安も減ってきます。
そうすると、上手くいっている箇所はそのままで、上手くいっていない箇所のみ改善していけばいいことになります。
上手くいっている箇所と上手くいっていない箇所の判別が自分でできる人はいます。しかし、自分で全部やろうとすると、大幅に時間がかかってしまう可能性もあります。そんなときは、その分野に詳しくて信頼できる人に相談すると、圧倒的に時間が短縮できます。
時間は有限ですので、有効に活用したいものです。
不安から逃れるために行動するか、不安を成長の原動力にするか。どちらを選択するかで、成功するか、失敗するかが大きく変わってくるのです。
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