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「直販化に失敗する社長の共通点とは」

SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス

代表取締役 

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

2015-10-24 14.15.26

新年度を迎え、各地で新たな試みや、新規事業などがスタートしています。

あなたの会社では、新たに試みる新規事業はありますか?それとも例年通りの事業を継続していくだけでしょうか?今年度も昨年以上に商売繁盛していく計画がありますか?

さて、今回は「直販化に失敗する社長に共通する点とは」です。

ここ数か月で新たに数社のクライアント様とのご縁をいただき、直販化コンサルを始めているのですが、全員、やはり意識の高い前向きな専門工事社長ばかりです。私のお伝えする考えを聞き逃さず、メモを取り、更に分からない点はすぐに質問してくる。

あと、次回までの宿題というか、直販元請化をすすめるにあたり必要なステップを確実に進めていただけるなど、とても前向きに真剣に取り組む方ばかりです。こちらもその分、全力で指導をして、一日も早い直販売上の向上、下請脱却をと力が入ります。今持てる経営資源を最大発揮して、業態変化の仕組みが回るまでの最短コースに挑戦中の素晴らしい方ばかりです。

一方で、こんな職人社長にも多くお会いしてきています。

「それ、やったけど効果がなかった。」とか、

「それはうちでは無理だ。」とか

「営業をするのはちょっと・・・」あるいは、

「そんな面倒なことをせず、売上を上げられないのか。」などです。

無理だと、思った時点で残念ながら下請からは抜け出せないと思いますし、職人で営業なんかやれそうにないと、思った時点でやっぱりアウト。そもそも、直販とは、自ら売ることの何物でもないからです。自分は職人だから、では直販受注は獲得出来ません。面倒なことをするから、元請の建設会社からの工事を待つ受身の下請から脱却も出来るのです。

安易に考え、下請仕事の合間に、ちょっとやってみよう程度では、うまくいくはずもないのです。そもそも考えが甘いと言わざる負えません。ちょっとやってだめだったからで簡単に諦めてしまう・・・・

何も、初めからすべてうまくいくわけではありません。小さな改革を順番に一歩一歩しっかりこなしていくこと以外には今の下請体質からは、脱却できないのです。

弊社が職人の下請会社からの元請会社になったのは、結局、他の会社より多くの失敗を繰り返しながら、どうしたらうまくいくか考え、うまくいくまで諦めなかっただけだと思うのです。

その道はとても長くかかりましたが、逆に、こうしたら失敗すると実務事例から、今から挑戦していく下請工事会社社長には的確にアドバイス出来る強みが出来たわけです。

思いがあって下請工事から、直販工事を目指したはずです。あとは

「やるかやらないか」

たったこれだけです。

今後、頼りにしているあなたの元請会社が永遠に食べさせてくれる保障などないわけです。専門工事での直販工事化の強い思いがあるのなら、あなたの会社の体力があるうちに、村松にご相談下さい。

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