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人脈創りと知的財産活用~社長、相手探しは一日にしてならず!~

SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)

代表取締役 

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。

プレゼンテーション1

「今日、おそらく中小企業でこの会合に出席しているのは私だけだと思うんです。
でも、また後藤さんにお会いできたし、特許を取得していることで技術評価が高まることも教えてもらいました。今、その技術を他企業に売り込んでます」

これは、先週私が参加したとある知的財産関連の関係者の会合に出席(大部分の方が、大企業の知財部門の責任者や公的機関の方々です)したときに、お会いした中小企業の社長様のお話です。

昨年、その社長の会社に知的財産評価の仕事でお邪魔したのですが、その際に技術評価全体の中での知的財産の重要性について話をさせていただきました。

そのことをご理解いただき、自社技術を活用できる分野の企業様とのマッチングを模索しているとのこと。是非成功してほしいと思います。

さて、医療分野やエネルギー分野、ロボット工学等、これから日本が成長していく上で重要な産業はいくつかあると思いますが、日本企業がそれらの産業でイニシアチブを取り、中小企業が主役となって成長するための大きなキーが2つあると私は考えています。

その1つは、「誰と組むか」であり、もう1つは、「知的財産」です。

「誰と組むか」、つまり他の企業をどう探し、どのような形で連携していくかが非常に重要です。それは、場合によっては自社の技術力・製品開発力を生かした商品を販売する大手メーカーかもしれませんし、また、中小企業同士がお互いに尖った強みを組み合わせる場合もありえます。

例えば、中小機構のコーディネータを通じて大手企業と繋がったり、連携相手となりそうな企業の経営者と出会える会合を調べ、参加する等、方法論はいろいろあるでしょう。ただ、方法論はその「入口=目的」と「出口=目標」及びそのプロセスで使うべき「ツール=知的財産」をきっちり決めておかねば、いくら連携のための人脈を作ろうとしても徒労に終わってしまうことは目に見えています。

非常に時間と手間がかかることですが、

  • 「入口」と「出口」と「使うツール」をきっちりと決め、
  • それに合う相手を探す方法を調査し、
  • 実際に行動に移して適切な人脈を創っていく。

このステップをし続ける以外に自社が成功する道はありません。

要は、相手探しにも仕組みが必要なのです。

人脈作りと知的財産活用をどう結びつけ、自社が成功する道を創るか。

考えてみてください。

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