【カウンセラー起業】自分自身の親になる子どもになるメリットとは?
こんにちは、安心安定カウンセラー起業の矢場田つとむです。
今回のコラムは、親について。
カウンセリングの現場において、ほとんど必ずといっていいほど会話に登場するのが親です。
今回は、カウンセリングの現場において役立つ内容なのですが、それ以外にもカウンセラー起業にとっても、あるいは人生をより豊かに過ごしたいと思う方にとっても役立つ内容となっています。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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先輩であり先生である
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私たちがこの世界に足を踏み入れる前から私たちを知っている存在。
それが親です。
ちょっとスピリチュアルっぽい表現になりましたが(笑)
平たく言えば人生の先輩です。
別の言い方をすれば、私たちがこの世界を理解するための一番初めの先生でもあります。
でも、ここで一つ思い出す必要があるのは、「完璧な親など存在しない」ということ。
私たち一人ひとりが不完全な人間であるのと同じように、親もまた不完全な人間です。
たびたび過ちを犯すし、時には感情や思考が混乱します。
私たちは時に親の言動によって傷つきます。
また親を通じて愛と暖かさを学びます。
そして、親を通じて、家族のルールや社会のルールが身についてきます。
親から母性愛と父性愛を与えてもらいながら、子どもから大人へと私たちは成長していくのです。
超カンタンに言ってしまえば、母性愛と父性愛のバランスが良い生き方をすれば、自己肯定感が高い人になります。
逆に、母性愛と父性愛のバランスが悪い生き方をすれば、自己肯定感が低い人になります。
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自分自身の親になる
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大人へと成長していく過程で大切なことはなにか?
それは、、、
私たち一人ひとりが「自分自身の親になる」ということです。
あなたの親が母性愛、父性愛のバランスが悪い人であったら、自分が自分の親になることにチャレンジするといいでしょう。
それは、自分の感情や思考、行動を母性愛で自分自身をやさしく包み込むことから始まります。
そして、父性愛で自分自身を積極的に行動へと導く力を持つことです。
少しでも行動できたら、自分を褒めてあげましょう。
このように自分の心に対する深い理解と適切な対応をすることで、自分自身で人生の軌道修正をしながら成長することができます。
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自分で満たす承認欲求
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ダメな自分も良き自分も受け入れる。
そして、行動した自分を褒める。
自分自身の親になることで、自分で自分を認めることが格段にやりやすくなります。
自己承認の力は計り知れないです。
承認欲求は、自分で自分を満たすのが最強なのです。
強すぎる承認欲求がある人は、自己肯定感が低いです。
そして、絶えず他人に承認を求めるようになります。
それを防ぐためには、どんな感情も思考も行動も母性愛でやさしく受け入れること。
そして、行動して上手くいったら、手放しで褒めてあげることです。
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行動できなかったときは
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行動できなかったときは、どうしたらいいか?
厳しく自分を叱咤激励するのは逆効果です。
一時的にはそれで乗り越えられるかもしれませんが、長い人生においては生きづらさを感じる負の貯金がたまっていきます。
そうではなくて、自分をやさしく慰めてあげること。
それが大切です。
泣いている3歳くらいの幼い子にやさしく接するようなイメージです。
母性愛と父性愛の調和をとりながら、自分自身を愛し、自分自身を許し、自分自身を育てていくこと。
これが自分自身の親になることの意味です。
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自分自身の子どもになる
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自分自身の親になる。
その一方で、自分自身の子供になることも大切です。
子供のようにこの世界を新たな視点で興味をもって見ること、純粋な喜びを感じること、探求すること、無邪気に遊ぶこと。
それら全てが、私たちが子供であったときの素晴らしい特性です。
これらを忘れずに持ちつづけることは、自分自身が幸せで豊かな人生を送るためにはとても重要です。
新鮮な視点や好奇心を保持することで、カウンセラーとしての視野が広がり、クライアントの心に深く寄り添うことができます。
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まとめ
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21歳のころ、うつ病と潰瘍性大腸炎という難病を抱えていた私はスピリチュアルな世界を初めて知り、この概念を身をもって実感しました。
自分自身の親であり、同時に自分自身の子どもでもある。
親になることで、私たちは他者と自分自身を深く理解し、包み込むことができます。
子供になることで、私たちは生きている喜びと新鮮さを再発見し、心の豊かさを感じることができます。
これらを統合することで、一人の人間として自分の内側の成長と外側の探求のバランスが取れるようになります。
このバランスが取れていると、私たちはより豊かな人生を生きることができるのです。
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