自慢話ばかりするコンサルタント
バトン承継コンサルタントの浅野泰生です。
ゴールデンウィークは、約2年ぶりのゴルフ以外は近場で過ごしました。
一緒にまわる人が良い人だと楽しいですね。
これも何をやるかより誰とやるか、なんでしょうね。
さて本日は、コンサルタントの見分け方について。
私もコンサルタントを名乗っているので、ブーメランが飛んできそうですね(笑)
経験をふまえた見分け方
社長とコンサルタントは誰でもなれます!
随分前から一円で会社がつくれるようになっています。
会社を設立して社長を名乗れば、その日から社長です。
一方、コンサルタントはもっと簡単。
名乗ったその時からコンサルタントです。
分野はさまざまですが、美容師にうまい下手があるように、コンサルタントにも優秀な人とそうでない人がいます。
美容師は国家試験に受かっているので一定以上の水準は保てていそうですが、コンサルタントは“自称”でなれるので厄介ですね。
冒頭の「バトン承継コンサルタント」も同じですが…。
そこで、私の独断と偏見で「こんなコンサルタントは使えない」を紹介します。
私はコンサルタントであるのと同時に小さな会社の経営者でもあります。
私自身もこれまでコンサルティングの提案をたくさん受けてきました。
私の体験談も交えてお伝えします。
本当にコンサルタントの「おかげ」なのか?
まずは、自慢話で終始するコンサルタントは使えない。
確かに実績があることは信用につながります。
ただ、そればかり話されても「???」となってしまいます。
たとえば…
「30社を上場させた」というIPOコンサルタントや
「◯◯社(著名な会社)の理念をつくったのは私」という経営理念策定コンサルタント。
こんな風に自慢してくるコンサルタントはあやしい。
まず、IPOを成功させた張本人は、上場した会社の経営者そのものであって、コンサルタントであるはずはない。
社長として30社を上場させたら自慢になるが、そのコンサルタントの力だけで上場できることはまずない。
また、会社の理念は、その会社の社長の想いであって、他人につくってもらうものではない。
他人(コンサルタント)がつくった理念を強要するコンサルタントは、そもそも会社経営が分かっていないように思うのは私だけだろうか?
特に、知名度のある会社を列挙しながら「あの会社もこの会社も私が手がけた」と、その会社が成長したのは、あたかも自分の功績とも言わんばかりのコンサルタントは確実に使えない。
自慢話などなくとも、豊富な事例と的確なアドバイスで本当に優秀なコンサルタントは、できるオーラが出ています。
そんな人ほど謙虚であり、相手を不快にさせない自信が満ちあふれています。
謙虚は自信の裏返し。
上記の例は、自信がないゆえに、自分より大きなものを持ち出して、自分を大きく見せようとしているだけです。
こんなコンサルタントに提案されたら、いったん立ち止まって考えてみましょう。
思いの外、熱くなってしまいました。
つづきは、次の回以降で!
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