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自分の答えが「できない理由」をさがしていないか?

SPECIAL

印象マネジメント「プライムイメージ」コンサルタント

株式会社プライムイメージ

代表取締役 

印象マネジメント「プライムイメージ」のスペシャリスト。
 社長個人はじめ、企業や事業部門を対象に、高度な印象マネジメント戦略を指導する専門コンサルタントとして活躍。主に、商品や物体、空間…を対象に行われるブランド戦略に対して、人物や服装、表情、所作…などに対しての、顧客が感じる印象に焦点を当てた、戦略的な施策指導を行うのが特徴。企業の業績向上に多大な貢献をしている。

■同じことを聞いても正反対の答え

日頃からコンサルティングをしていて、ずっと感じていることがありました。ある問題解決のために、こちら側から、実際に自分でもできる具体策をお伝えしたときのこと。その反応は人それぞれなのは当然ですが、大きく分けると2タイプに分けられると思います。 

「できることは何か?と考える人」

それに対して「できない理由をさがす人」2タイプです。

ポジティブ思考、ネガティブ思考の違いと言ってしまえばそうですが、同じことを聞いても、人によっては反対とも言える答えが返ってくるときがあります。 

例えば、ヘアスタイルについて、アドバイスをしたとします。「少しでも明るい印象に魅せるためにも、前髪を上げたほうが若々しく精悍に見えますよ」と言って、具体的なヘアスタイルをおすすめしたとします。 

そうすると、「いいと言うならば……」と、まずはやってみようとする人。その一方で、「クセ毛だからムリ」「整髪料をつけたくない」「自分でうまくできない」など、できない理由づけをさがすことに必死なる人。こんな極端な2タイプです。 

■余程「いや」なのか、〇〇がないのか

同じアドバイスをしても、その反応は正反対の場合があります。ポジティブ思考、ネガティブ思考の違いがあるとはいえ、人によって本当に大きく違います。

こうしたことを自分ごととして考えてみると……

「できない理由を探すとき」は、余裕がないとき、だと言えます。。私自身は、やらない後悔よりも、やってみての後悔を選ぶタイプなので、「できない理由ありき!」で答えようとしていることは、余程「イヤ」なのか、もしくは時間的、精神的に余裕がないときかのどちらかです。 

また、新規事業を考えるとき、なぜかいつもの発想とは180度変わって、「できない理由」ばかりを並べています。これは明らかに自信のなさの表れだと強く自覚しています。 

「できない理由」を並べることは、ある意味、解決法を一つひとつ、つぶしていっているように感じます。並べるのは、できない理由ではなく、「どうすればできるか?」、それをいくつも並べるほうが数倍、いい結果が出そうです。

 

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