人手不足倒産の解決策
先日の日経MJの記事によると、飲食や介護、運輸関連の倒産件数が増加しており、中でも人手不足が原因による倒産が増加しているという傾向があると書かれています。
まさにこれから、この傾向はあらゆる業界で起こることであり、いくら仕事があっても、業績が好調でも、スタッフが居なくては、仕事を増やすことも、拡大することもできません。
特に、今の新卒は安定志向で大企業を志望する傾向が強く、いい人財は大企業で採用、さて、中小企業に関しては、より採用難に陥ることは確実です。
このような課題と向き合っていく際に、企業にとって一番何が重要か?
それは『いい会社』を創ることです。
『従業員』にとって、『お客様』にとって、『世の中』にとって、魅力的で、いい会社を創ることが、唯一これからの時代を生き残れる会社と言えるのではないでしょうか?
それに対して、源泉となるのが従業員です。
お客様に喜んでいただくのも、社会のお役に立てるのも、従業員無くして成し得ません。
だからこそ、従業員に愛される会社を創る必要があるのです。
従業員から愛される企業であれば、お客様も良いサービスを受けることができ、そんな従業員が働く会社は社会にも愛される企業になり得ます。
それには、待遇面だけではなく、従業員満足度を上げる施策も重要ですし、自社が従業員から愛されるような考え方、価値観も必要です。
そこに『他者に貢献する喜び』を意味するホスピタリティの考え方を、企業の絶対価値とすることは、従業員、お客様、社会にとっても効果的であり、それを、企業の共通価値とすることで、従業員のロイヤリティや生産性の向上、離職率の低下にも繋がります。
中小企業でも『働きたい!』と思われる会社、従業員が『辞めない会社』を創ることが、今、経営者にとって最優先課題なのです。
2017年、新たに『いい会社を創る戦略』を打ち出し、経営資源を投入することをお勧めします。
コラムの更新をお知らせします!
コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。